琺瑯鍋の新しい仕事

で、そのフランス製の重たい琺瑯鍋なんですが、私はどうしても捨てる気になれず、別の役割を彼女(白くておしゃれさんなので勝手に女性代名詞で)に与えたんですね。

次に出てくる冷蔵庫の話にも若干関連するのですが、今までスープ作りに活躍してくれた彼女の今の仕事は、スープにする前の生のジャガイモやタマネギの保管なんです。

『やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと』(著:中山庸子/アスコム)

以前は、鍋を入れるのは深くて大きい一番下の抽斗(ひきだし)だったので、これも将来、ぎっくり腰の原因にならないとも限らない。重たい鍋が減ったのをきっかけに、真ん中のやや浅めの抽斗に収納可能になりました。

抽斗の中からキッチンの棚に配置替えをされた白い彼女、なかなかの存在感を放っています。