俳優を続ける“心の支え”

昨日も深夜からTwitterライブをしました。自分の顔は映さずに、ラジオみたいな感覚で話すと、精神的にリラックスできるんです。『らんまん』の話もして、「ここから先はネタバレになるから、今はちょっと言えない」とか(笑)。「何時にやります」という告知はせず、やりたいときにぱっとやる。それでも数百人くらいは遊びに来てくれるので、「ああ、見てくれているんだな」って嬉しいですね。

おかげさまで、今まで映画やドラマ、ショートムービーなど数多くの作品に出演させていただきましたが、僕自身が100%満足のいった作品はまだないんです。それがコンプレックスでもあり、心の支えでもあります。

全ての作品に覚悟を持って出演していますが、親戚でも見てくれていない人がいるんですよね(笑)。大変な思いをして挑んでいるのに、それが本当に悔しい。だから、『タイタニック』や『アラジン』のような、全人類が見ているような作品に出ないとなって。生まれたばかりの子から、今まさに寿命を全うするだろうご高齢の方まで、全世界の老若男女が見ている作品をつくることが今の目標です。