「諦め」や「悟り」ではなく「自然」

子供がいろいろなことを習得していくのとは逆に、老化というものは習得したことを次々と手放していくことに似ている。

それを「退化」と思うのか、「新たなステージに進んでいる」と思うのかはその人次第であるが、泣こうが喚こうができないことは間違いなく増えていく。

ならばできないことを少なくするように心がけ、できることを確実にやっていくしかない。

これを「諦め」と考えるのか「悟り」と思うのか、これもまた人それぞれだと思うが、私はこれを「自然」と考えることにした。

そして自分のことばかりではなく、もっと困っている人を見かけたら、さりげなく協力したいとも思っている。