新しい住処探し

前しか見るところはない! と思うと振り返ったり懐かしんだりする時が惜しいような気がして、新しい住処探しを始めたのだった。

「もう一回りの生活の縮小」は一人暮らしには必須! とまずはお引っ越しの鉄則である持って行けない物の処分を手始めに心の整理もついでにしていった。

『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』(著:本田葉子/幻冬舎)

思い出の家具だって今度の家には入らないから手放し、大きいテレビもいらないと判断。今度の住処はコンパクトにできている公営の集合住宅だ。昭和レトロ感漂うアパート。

引っ越しを終えて、今やっと本当の一人暮らしが始まったのだと強く実感している。カーテンを開け、窓から眺める新しい風景に、お楽しみはこれからだ! と声に出して言ってみる。

ますますこれから先が楽しみになってきた。