一人で迎えたはじめのお正月
初めて一人の年末と年始を迎えたのは2022年の年越しだった。
いつもは家族全員揃って過ごした日々だったけれど、ワンコもなしのとうとうおひとり様に。
娘一家4人で来る……という案もあったけれど辞退した。それぞれにやりたいことも出てくる歳の孫ら(9歳と2歳)。それに年末年始の「食事のご用」から私自身が解放されたいという気持ちが強かった。
もともときちんとお節料理を用意していた訳じゃなかったけれど、それでも三度三度用意する数日はなかなかなもの。
孫らと楽しもうとゲームなどするも時間を持て余すのが本音です。お互いのために別々にと提案しはじめての一人年越しとなったのだ。
年末は普通よりちょっと気を入れた掃除をし、自分が好きなお節だけ用意した。伊達巻、かまぼこ、煮しめ程度で充分。
もちろんお雑煮の用意は抜かりなく。ワインやビールもちゃんと買い置きね。除夜の鐘を聴きながら一人うとうとするソファーの上。