奄美大島のトレーラーハウスで思ったこと

奄美大島(鹿児島)の静かな入り江の砂浜にあるトレーラーハウスの宿に1週間ほど滞在した。

トレーラーハウスとはキャンピングカーの動力がないもので、乗用車やトラックでけん引してキャンプや生活ができる。海外映画で郊外の低所得者層の住まいとなっているアレである。

そのトレーラーハウスの宿には、ツインベッドと小さなドレッサー、トイレ・洗面・バスタブ一体の3点ユニットバスがコンパクトにしつらえてある。

窓は目線の高さで、砂浜が間近に眺められ、ゴージャスになった海の家のごとし。ウッドデッキに流し台もあるので、地元スーパーで買い物をすれば現地のフルーツ盛りと海鮮の星空ディナーで夜が更ける。

凪なぎの浜辺を散歩したり、カヌーやSUP(立ってパドルで漕ぐサーフボード)で釣りをしたり、自分たちの心の赴くまま楽しんだ。

雨の日もあったが、畳1帖ほどの玄関ポーチにテーブルを移動させ、お弁当を食べるだけでも会話は弾む。しりとりでおなじみの「ルリカケス」を見つけたりもした。