健康本を購入してみる

年の始めに「今年こそは」と固く決意するのだが、結局、いまだに実現したことがない。

それに、永年の生活習慣を急激に変えるのは良くない、という説もある。勝手な言い草だが、その説にも一理あるような気がしないでもない。

ここまできた以上は、最後まで続けるほうがいいのではあるまいか。

いまは健康ブームで、いろんな本が書店の店頭にあふれている。面白そうな本は、必ず買って読むようにしている。べつに役に立てようと思っているわけではない。どんな突飛な意見にも、一理ある場合が少なくないからだ。

真剣に参考にするというより、なるほど、そんな発想もあるのか、と興味本位でページをめくっているのだ。

『新・地図のない旅 I』(著:五木 寛之/平凡社)