「3時のおやつ」は毎日欠かさない

先に結論を申し上げます。いわゆる「3時のおやつ」の是非について、絶対にこれが正しいという見解を示すことはできません。

一長一短といいますか、おやつを食べることによるメリット、デメリットが両方存在するからです。よってここでは、両者の間をとった折衷案、妥協案を提示したいと思います。

(写真提供:Photo AC)

まずは、食べてもいいとする理由から説明しましょう。

正午から午後1時くらいの間にランチを食べると、食後は血糖値が上がりますが、90分を過ぎたあたりから徐々に下降に転じます。

ちょうど下がりきるのが午後3~4時くらい。まさに、おやつのタイミングです。

ここで甘いものを食べると、下がってきた血糖値を安定させることができます。低血糖は百害あって一利なしなので、メリットは計り知れません。

これが、3時のおやつは理にかなっているといえる側面です。

何も食べなければ、脳がうまく働かず、優れたパフォーマンスを発揮できなくなるでしょう。