作りすぎた煮物はご近所さんと食べる
佐島に引っ越してきてからは、それまでの生活ではしてこなかったご近所づきあいもするようになりました。自宅があるのはアメリカの郊外のような開放的な作りの住宅地で、両隣の家との間に塀がなく、玄関の位置も対面する家と向かい合わせになっています。
おかげで、近所の方たちと自然に言葉を交わすようになって。煮物をたくさん作ったときなどは、「食べる?」と聞くと、向かいの奥さんが「食べる!」と保存容器を持ってうちまでやってくるんです。
ご近所の方と連れ立ってショッピングに出かけることもありますし、先日は家族ぐるみで初めてスシローに行きました。(笑)
ひとり暮らしだと病気になったときに不安、という方もいますけど、何かあったときに助けてもらえるかもしれないという下心があって、ご近所づきあいをしているわけではありません。たまたまいい人たちばかりだったから、おつきあいを楽しんでいるだけ。
そもそも、近くに親しい人や家族がいても、面倒を見てくれるとは限らないじゃないですか。しんどいときに夫が、「チェッ、俺の飯は?」とか言ったら、そのほうがイヤでしょう?(笑)