「お前との約束を果たすためだ」
対してまひろは「誰もかれもいずれは黄泉路に旅立つと思えば、早めに終わってしまったほうが楽だと思うこともございます。道長様はそういうことはございません?」とたずねます。
続けて、道理を越えて敦成を東宮に立てたこと、そしてより強い力を手に入れようとしている理由を道長に問いただすまひろ。
すると道長は「お前との約束を果たすためだ」と話し、やりかたが強引だったことを認めつつも、まひろとの約束を常に胸にして生きてきたこと、そしてそれがまひろだけには伝わっているはず、という秘めた想いについてあらためて話します。
そして最後に「中宮をこれからも支えてくれ」とまひろに頼むと、道長はその場を去るのでした。