どんな人も「美学」にのっとって行動している

では、「美学」と聞くとどういった印象を受けますか?

普段あまり口にしない言葉なので、「ハードルが高そう」「意識が高い人だけが持っているもの」「キレイな人じゃないと持ってはいけないもの」などといったイメージがあるかもしれませんが、これもそんなことはありません。

『センスのいい人だけが知っている「自分なりのキレイ」のつくりかた』(著:MIZUKI/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

実は、誰の中にも「美学」は存在しています。

なぜなら「美学」はその人の在り方を示すものだからです。

例えば、「品のある行動や選択をする」という美学を持っている人は、お食事のシーンで、顔を斜めに向けてワインを飲んだり、お肉を小さく切ってゆっくり丁寧に口に運ぶなどの上品な振る舞いをします。

逆に、ビール片手に豪快に肉を食らう男性がいたとしたら、その人は「ワイルドな行動や選択をする」という美学を持っています。

実はどんな人も、この「美学」にのっとって日々あらゆる選択をし、行動しています。