大宰府に行きたいと願い出た行成

今回のドラマの前半、1014年の春。

道長の前に「お願いがあって」やってきた一条朝の四納言の一人、藤原行成。

空いている大宰大弐に任じるべく、大宰府に行きたいと願い出ます。

「私のそばを離れたいということか?」と道長からたずねられた行成は、三条天皇が即位して3年の間、役に立てていないということ、そして敦康親王も幸せに暮らしていることから、以後は己の財を増やすのに専念したいと語ります。

対して「そなたの気持ちは分かった。考えておこう」とこたえる道長。

その様子を見た行成は感慨深い表情で、道長に感謝を伝えます。