2024年11月19日の『徹子の部屋』に風間俊介さんが登場。今回が初出演ということで、両院と姉の4人家族の思い出や、芸能界に入るまでを振り返ります。さらに現在、俳優や司会などマルチに活躍する中、そんな自身について思うこととは――。2024年4月~5月に公演された舞台『儚き光のラプソディ』出演に際したインタビュー記事(2024年3月25日公開)を再配信します。
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岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの結成30周年記念公演『儚き光のラプソディ』が東京・明治座と大阪・SkyシアターMBSで上演される。 物語の舞台は謎の白い部屋。そこへそれぞれに何かから逃げたいと考えている7人の男女が時空を超えて集まってきて……。7人のうちの一人を演じる風間俊介さんが「もう二度とお見せすることのできない芝居をします」と断言する理由とは? (構成◎丸山あかね 撮影◎本社 奥西義和)
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岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの結成30周年記念公演『儚き光のラプソディ』が東京・明治座と大阪・SkyシアターMBSで上演される。 物語の舞台は謎の白い部屋。そこへそれぞれに何かから逃げたいと考えている7人の男女が時空を超えて集まってきて……。7人のうちの一人を演じる風間俊介さんが「もう二度とお見せすることのできない芝居をします」と断言する理由とは? (構成◎丸山あかね 撮影◎本社 奥西義和)
40歳の自分を出していきたい
最初に地球ゴージャスの舞台に参加させていただいたのは2004年。『クラウディア』という演目で20歳の僕は「竜の子」を演じました。そこからぴったり10年後に「クザリアーナの翼」に呼んでいただき、さらに10年経った今年、三度目の舞台に立つことになりました。なので「10年周期の男」と言われてます。(笑)
一度目も二度目の時も五朗さんが「また10年後な」と言ってくださって。何が嬉しいって、その約束を果たしてくれたことです。今回のお話をいただいた時も、どんな作品なのかな? とか、自分の演じる役は? と考える以前に、「あの約束だ!」ってことが脳裏に浮かんで感動しちゃいました。
『クラウディア』の時は右も左もわからなくて。でもそんな僕に、演出もしている五朗さんは「俊介はどう演じたい?」と訊いてくれるんですよね。それで「竜の子なのでちょっと爬虫類っぽい感じを出したいです」と伝えたら採用してくれて。寺さんもそうなんですが懐が広くてかっこいいんですよ。会話にはいつもユーモアが溢れていて場の空気を和ませてくれたり、メチャメチャ稽古をするんですけど、できなくても、できない人を受け止める包容力を備えていて。自分もこういう大人になりたいって思ったのを覚えてます。