「株式投資の超初心者がまず買うべき株は?」と聞かれて、考えた末に答えるのは、「2万円未満で買え、知名度が高く、時価総額も高い2銘柄」です。はじめての株として初心者も手が出しやすい「ソフトバンク」と「日本電信電話」をおすすめする理由をお話しします。※株価は11月15日終値(株式投資という特性上、利益を必ず保証するものではありません)
この記事の目次
「株式投資の超初心者」は何を買うべき?
これまで株式投資をしてこなかった人から、「何の銘柄を買えばいいの?」と聞かれたときに、筆者は、たくさんの選択肢の中から2万円未満で買える「日本電信電話(9432※)」と「ソフトバンク(9434)」を教えることが多いです。
※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。
・日本電信電話(9432)(株価154.6円、最低投資額1万5,460円)
2023年7月1日付で1株を25株に分割した銘柄。
日本電信電話というと聞きなじみがないかもしれませんが、「docomo」などを展開する通信会社でNTTのことです。
株主優待もあり、権利は3月。100株を保有していると、2年以上3年未満でdポイント1,500ポイント、5年以上6年未満でdポイント3,000ポイントがもらえます。
・ソフトバンク(9434)(株価194.7円、最低投資額1万9,470円)
2024年10月1日付で、1株を10株に分割した銘柄。
「ソフトバンク」や「Y!mobile」を展開する通信会社です。ソフトバンクグループ(9984)ではなく、2万円未満で買えるソフトバンク(9434)を指します。
3月の株主優待では、継続保有1年以上で、1,000円分のPayPayマネーライトがもらえます。初回は2026年3月(2025年3月から1年間継続保有)です。