言葉を返すときは、ゆっくり静かに

〈お悩み〉…相手の言葉に、つい感情的に反応してしまいます
〈どうすればよくなる?〉何かを言い返したくなったときは、ひと呼吸おいてゆっくり話しましょう

 

相手に反論をするときなどは、感情が入れば入るほど、人は早口になります。

しかし、興奮して感情のままに言葉を返す行為は、交感神経が上がり、自律神経を乱すことにつながります。

さらには自分の言いたいことを整理しないまま相手にぶつけたところで、相手も感情的になってしまい、悪循環になるばかりです。

相手に何かを伝えたいときは、ひと呼吸おいてゆっくりと話す。そうすることで、自身の自律神経も整い、人間関係もスムーズになっていくのです。

 

〈アドバイス〉…ゆっくり話す習慣を身につけると、だんだんと感情も穏やかになっていきます。相手のペースに乱されることなく、まずは自身の感情を安定させることを意識しましょう。
にゃんこと整える。』(著:小林弘幸/アスコム)