成功体験を増やす
〈お悩み〉…同じ失敗を繰り返してしまいます
〈どうすればよくなる?〉…小さな成功を積み重ねていきましょう
「できなかったこと」を「できなかったまま」にしておくと、また同じことをしなければならなくなったときに大きなストレスとなり、自律神経が乱れる原因となります。
この解決法は簡単で、「できることに上書き」していけばいいのです。待ち合わせに遅刻しがちな人は、時間を10分逆算して行動するように、料理の味つけが決まらない人は、レシピの分量にきちんと従うようにと、自分の行動を改めたことによる成功体験が増えれば増えるほど、日常は快適になっていくのです。
〈アドバイス〉…忘れ物が多い人は、出かける際の持ち物リストをメモしておくようにしましょう。家を出る前にリストを見直すだけで、忘れ物はぐんと減ります。出かけた先でも慌てることがなくなり、自律神経も整うでしょう。
※本稿は『にゃんこと整える。』(アスコム)の一部を再編集したものです。
名医がたどりついた見るだけで整う猫の写真56!
[こころの不調][たまった疲れ][低下した免疫力][冷え性][不眠][不定愁訴]もにゃんこたちが救ってくれます!
忙しくて心も体も疲れ切ってしまったとき。
なにをしてもやる気がおきないとき。
イライラしてつい熱くなってしまいそうなとき。
猫たちの愛らしいしぐさや表情、思わず笑ってしまう行動をおさめた1枚が、
あなたの心と体のバランスを優しく整えてくれるはずです。
出典=『にゃんこと整える。』(著:小林弘幸/アスコム)
小林弘幸
順天堂大学医学部教授
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト"でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。『医者が考案した「長生きみそ汁」』、『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム刊)などの著書のほか、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBSテレビ)などメディア出演も多数。