怒りがわいたら「6秒沈黙」
〈お悩み〉…カッとなると、つい反論してしまいます
〈どうすればよくなる?〉…怒りの感情がわいたらいったん黙り、いちど深呼吸をしましょう
アンガーマネジメントの「怒りをコントロールするスキル」のひとつに、怒りの感情がわいたら6秒間だけ我慢するという方法があります。
怒ると脳内が興奮状態となり、交感神経が優位に立つため、自律神経が乱れる原因となります。
怒りがわくのはたいていが理不尽な状況であり、反論したくなる気持ちもわかりますが、そこで怒ってコンディションを崩し、損をするのはあなた自身です。
他人に感情をコントロールされることがないよう、まずは6秒黙ってみましょう。
〈アドバイス〉…さらに、「怒らないと決めておく」だけで、怒りの20%は収まります。それでも怒りがわいてきたときは、6秒間黙る。これだけで、あなたの自律神経は驚くほど整っていきます。
※本稿は『にゃんこと整える。』(アスコム)の一部を再編集したものです。
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忙しくて心も体も疲れ切ってしまったとき。
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猫たちの愛らしいしぐさや表情、思わず笑ってしまう行動をおさめた1枚が、
あなたの心と体のバランスを優しく整えてくれるはずです。
出典=『にゃんこと整える。』(著:小林弘幸/アスコム)
小林弘幸
順天堂大学医学部教授
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト"でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。『医者が考案した「長生きみそ汁」』、『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム刊)などの著書のほか、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBSテレビ)などメディア出演も多数。