ご自身の健康状態やライフスタイルを整理しましょう

有料老人ホームには「介護付」「住宅型」「健康型」の3つがあります。次の表で、それぞれの特徴と入所要件を確認してください。

<『介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート』より>

有料老人ホームの居室は全室個室ですが、共同生活の要素も大きく、入居者同士で協調しながら暮らしていくイメージです。また、スタッフが常駐しているため、単身の方も安心して暮らすことができます。

『介護のプロだけが知っている! 介護でもらえる「お金」と「保障」がすらすらわかるノート』(著:河北美紀/実務教育出版)

介護付有料老人ホームを選んだ場合、要介護度が上がった際には介護専用居室などへの住み替えが必要な施設もあります。契約の際は、住み替えが必要になったときの料金の違いについて確認しておきましょう。
(参考)東京都福祉局ホームページ「あんしん なっとく 有料老人ホームの選び方」

最終的にはご本人と施設の相性もあり、こればかりは入所してみなければわかりません。一時金がある有料老人ホームなどでは、平成18年7月以降に入所契約した場合は、90日以内であればクーリング・オフが使えます。

ただし、必ずしも支払った金額が全額戻ってくるわけではなく、施設ごとの規定によって、どの名目の費用がどれだけ返金されるのか異なりますので、過度の期待は禁物です。入居してから使用した日用品や食費や、消耗品は対象になりません。