正解:(3)家にいて大地震が来たら、ろうかににげる

地震のゆれはすさまじく、さまざまなものが動いたり、落ちたり、たおれたりします。キッチンやリビングは、食器棚や窓ガラスなど破片が飛んで来たら危ないものだらけです。

だから、地震のときはろうかのように「周りにものがない場所」へにげ、ゆれがおさまるのを待ちます。

これやっちゃダメ!NG

(1)テーブルの下にもぐる
よくテーブルの下にもぐれと教わりますが、じつは床に固定されていないテーブルは、地震のときに激しく動いて凶器になることも。テーブルの上の食器が落ちてくることもあります。

(2)テレビをつけて震度を見る
震度は気になりますが、いのちを守ることが最優先です。ゆれがおさまってすぐに地震情報を見るのでも間に合います。
『いのちをまもる図鑑 最強のピンチ脱出マニュアル』(監修:池上彰、今泉忠明、国崎信江、西竜一、著:滝乃みわこ/ダイヤモンド社)

●お風呂やトイレの中で地震にあったら、どうすればいい?

お風呂は鏡や窓ガラスが割れる危険があるので、すわって洗面器を頭にかぶり、浴槽につかまりましょう。トイレは閉じこめられる危険があるのですぐに出ます。

すぐに出られない場合は、トイレのタンクのフタが飛んでこないよう、体重をかけておさえて、ゆれがおさまるのを待ちます。

図を拡大 『いのちをまもる図鑑』より。イラスト:五月女ケイ子