【7】家族との会話や人づきあいを増やす
万一、事故に遭っても、早めに手当てをすれば重傷に至らずにすんだ、死亡事故にはならなかった、というケースは少なくありません。
同居する家族がいたら入浴前後はひと声かけ合うなどの工夫をして、事故に遭っても早めに対応できる態勢を整えましょう。
また、ご近所づきあいがあると、事故や災害に関する情報を交換するなど常日頃から助け合うことができ、家庭内事故の予防や早めの対処にも繫がります。
【8】《まさか》を防ぐトレーニング
小さな工夫でリスクを減らせても、《まさか》の事故をゼロにすることはできません。いざという時に自分で自分の身を守れるように、できる範囲で体を鍛えて、健康寿命を延ばすことも大切です。
ウォーキング(ひざや腰に負担をかけないように注意)や、嚥下体操(舌を出したり入れたり、首を回したりする)を習慣にして、意識して筋肉を動かし、身体能力の維持を心がけて。