思考習慣(3)勝ち負け思考
勝ち負け思考とは、「いつも相手に勝っていたい」とか、「何ごとも負けたくない」など、勝ち負けが基準になっている考え方を指します。
勝ち負けで物ごとを考える人は、「失敗したら負け」と思っているため、何をやる場合でも緊張しがちです。
一番の問題点は、人を思いやることができないため、勝てば傲慢になり、負ければ相手を怨んだり、憎んだりして、周囲から孤立することです。
負けることに対する恐怖から、毎日が不安の連続になってしまうこともあります。
これらの三つの思考習慣に共通するのは、考え方が極端な方向に偏ることによって、視野が狭くなっていることです。
「他の選択肢はないか?」という視点を持つことができれば、自然と不安や恐怖から解放され、緊張や焦りを手放すことができるのです。