世界一の“識字率”に
寺子屋の先生は、はじめ浪人が多かったようです。主家がつぶれて生活に困った武士が寺子屋の師匠をしていた。
ですが次第に、町人の先生も増えていきます。女性の先生もいたようです。
なお月謝というのはとくになくて、入学のとき、季節の変わり目などに付け届けをすれば良い。いわゆる「束脩(そくしゅう)」というやつです。
これは中国では干し肉のことを指したようですが、日本だと何に当たるのでしょうね。現代ならハムが良いのかな。
一方で、識字率。
ネットなどを見ていると、江戸時代の識字率について70%とか80%とか、ものすごく高い数字を書いたものがありますが…。
いくらなんでも無理があります。
幕末に平均して20%台の識字率があったようなので、江戸時代でもそのあたりが妥当ではないでしょうか。それでも当時“世界一”の識字率であったことは間違いありませんが。
《歴史探訪》東大・本郷和人先生が同行!続・平安貴族ゆかりの京都(3/15・16)
本サイトで大河ドラマ解説を務める本郷先生とともに、歴史の舞台を巡るツアー企画。好評につき、徳川編、武田編、そして多くのキャンセル待ちが出た平安貴族編、その第二弾の開催が決定いたしました!
<魅力あふれる旅のポイント>
●観光地を巡るツアーとは違い「歴史」の知識を深める、大人の為の学び旅です
●歴史学者・東京大学史料編纂所教授 本郷和人先生が同行! 現地を実際に見ながら、詳しい説明を聞き、歴史を体感することができます。
●12月に開催して大反響だったツアー続編!『光る君へ』の興奮冷めやらぬ京都・奈良<平安貴族ゆかりの地>を2日間で巡ります。
・聖武天皇の勅願で開基。重要文化財「阿弥陀如来坐像」を所有する「岩船寺」
・平安時代末期、極楽浄土を夢見る浄土信仰が高まる中で作られた国宝「九体阿弥陀如来像」などを所有する「浄瑠璃寺」
・1001躯の観音像が並ぶ「蓮華王院 三十三間堂」
●この時期だけ!<非公開文化財特別公開>の寺院へ。
・世界遺産「醍醐寺」。「三宝院」にて快慶作・弥勒菩薩坐像(重文)を鑑賞
・世界遺産「東寺」。日本一高い木造塔「五重塔」の内部へ
●2日目の昼食後には本郷先生の座談会も。旅で生まれた疑問に先生が直接答えてくれます。
●離れていても案内が聞こえるイヤホンガイド付きで「密」回避!
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*詳しくは読売旅行のサイトでご確認ください。