痛みの原因の一つは「筋肉」である
筋肉は、立ったり歩いたり姿勢を保ったりするだけでなく、血流を促す大事な組織で、全身に約400個もあります。
残念ながら「筋肉の量」は、加齢、運動不足、栄養不足、病気などによって減っていきます。筋肉の量が減って「筋肉の力(筋力)」が衰えると、つまずきやすくなったり、猫背になったり、すぐに疲れたりします。そのように弱った筋肉は、関節を守ることができなくなり、それも関節痛の原因になるのです。
関節痛が起きる主な原因は、「軟骨」と「筋肉」の衰えだということをまず知ってください。つまり、節々が痛む人は、衰えた軟骨と筋肉を若返らせればいい! と言いたいところですが……。
残念ながら、「軟骨の衰え」はなかなか防げません。そして、一度衰えたら回復させることができません。