冷えを感じる前に温め、呼吸法は腹式で
手足の冷えを解消するには、足りない熱を補う必要があります。手軽にできるのが、cに体を温めること。
「まずは、体表近くに太い血管が通っている首、手首、足首のいわゆる『三首』や腹部をカイロや腹巻きで温めましょう」
寒い時期は体がちぢこまり、呼吸も浅くなりがちなので、腹式呼吸を意識して。
「口からゆっくりと6秒くらいかけて息を吐き、お腹をへこませたら、鼻からゆっくりと3秒くらいかけて息を吸い、お腹を膨らませます。これを5~10分程度、繰り返しましょう。お腹まわりの筋肉がよく動くことで血行が促進されます」
心臓から遠い足は特に血流が滞りやすいため、下半身もしっかりと温めるようにしましょう。
「エアコンやストーブに加えて、床暖房やこたつ、ホットカーペットなど足元を温めてくれる暖房器具を使うのが有効です」