内田恭子さん(写真提供:Voicy)

今回はトマトを例に説明しましたが、例えば、それが何か問題が起こってしまったときや、対人関係でも、同じように対応法を使うことができます。

私たちは、いかに普段パターン通りの反応をしてしまっているか、ということなんです。それにまず気づいていくということが、マインドフルネス、瞑想のスキルの一つなのです。面白いですよね。

なかなか話を聞いているだけだと、それを上手に使うということはできないかもしれません。でも、マインドフルネスは、ただ瞑想する、心を穏やかにしていくというだけではなく、こういったことにも使えるというのを知っていただけたらと思います。

ストレス要因は必ずしも嫌なものではないということ。見方を少し変えることによって、それに対する考え方、感情がまた変わっていく、ということです。

まずは、自分の思考や反応のパターンを知っていくこと。実は人間って、問題解決に向かって、毎回同じようなパターンを持っていたりするのです。それもまた、探っていくと面白いかもしれませんね。

 

※本稿は、Voicyチャンネル『内田恭子のゆるんでいきましょう』の音声配信の一部を再編集したものです。