あなたが本当にそう思っていること

また、相手の持ち物をほめるのもいいですね。そのときは、誰でもわかる高価そうなバッグやアクセサリーより、センスのよさが感じられる小物をほめるほうが相手の心のツボを押すようです。

「あら、素敵なポーチを持っているのね。ちょうどいい大きさだし」

「これ? 私、趣味でつくっているのよ。よかったら、今度プレゼントさせていただくわ」

こんな会話ができれば最高ですね。しかし、そうそううまくほめる小物を見つけられるわけではないでしょうから、もっと気軽に「足取りが軽やかですね」とか、「背筋がしゃんと伸びていて、羨ましいわ」など、あなたが本当にそう思っていることであれば、ちょっとしたことを見つけてほめればいいのです。

【関連記事】
孫をめぐって嫁姑関係が悪化。「こんなに可愛い孫を産んでくれてありがとう」と思っていたはずが…ほどほどの関係が1番
避けられない苦手な人の克服方法。口うるさい姑、おせっかいなご近所さん…「ありがとう」と思えることを考えてみる
入浴環境を整備してヒートショックを防ぐ、4つのポイント。シャワーを使って浴槽にお湯を張り、浴室を温める

 

保坂隆さんの連載「人生を楽しむ ほどほど老後術」一覧