3月の開運養生アクション

先ほど、涙活が良いというお話をしました。その中医学的な理由も含めつつ、以下「3月の開運養生アクション」をご紹介していきます。

●涙活

大きな変化が訪れる春は、怒りや動悸などのメンタル面での不調が起こりやすいとき。ゆっくりと深呼吸をして肩の力を抜いたら、涙活がおすすめです。春の五臓である「肝」は涙によって緊張を解くことができるので、ぜひ、感動できる映画や小説を探してみてください。

●ダイエット

古くから中国の暦に使われた「十二支」の法則によると、ある行動の結果が出るには4か月の月日が必要だと考えられます。つまり、3月に始めた開運のための行動の結果が出るのは7月ということ。そこで、薄着になる夏を前に身体のケア(ダイエットやエステ)を始めるには最適なタイミングです。夏に良い結果が生まれているはずです。

夕日を眺める

夕日は五行で「金」のエネルギーを持ち、この時期強くなる「木」のエネルギーのバランスをととのえてくれます。そこで、夕日を眺めることは開運アクションのひとつ。また、かつて生贄に使われていた「卯」の月は、その肉を切り分けるがごとく、感情を切り分けるといった意味合いを持つので、夕日を見ながら過去を振り返り、「いろいろなことを乗り越えて、今があるんだ!」と、気持ちを整理、断捨離しましょう。

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以上となります。みなさんは、「出会いと別れの季節」を、どのように過ごされていくのでしょうか。気持ちの浮き沈みがはげしくなりがちなシーズンですが、紹介した3月の開運法を取り入れながら、楽しみつつ過ごしていきましょう。

また、ここまで読んでくださった方に、さらなる開運情報を。

五行の「木」が強まる3月は、「木」を抑える「金」の数字である4と9のつく日がラッキーデーとなります。4日、9日、19日など、ぜひ意識して過ごしてみてください。

人気漢方家が解説!数千年の歴史を持つ「中医学」「東洋占術」を活用した<3月の養生法>はこちら


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「運がいい」とは、幸せに気づくこと。幸せに気づくことは、心をととのえること。心をととのえることは、身体をととのえること。
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