“季節の養生”と呼ばれるほど、季節や暦を重視する「中医学」。そして中医学と実は根源的な理論や原典が共通する「東洋占術」。その二つを組み合わせて、まったく新しい<開運養生>という概念を生み出したのが著書累計45万部の漢方コンサルタント・櫻井大典氏と、メディアで引っ張りだこの占い師・暮れの酉氏です。本稿では、2024年12月に発売されて話題になっている二人の著書『開運養生12か月』から一部を抜粋・編集。春のお彼岸(3月17日)を迎える今取り入れたい「3月の開運法」について紹介します。
春は「のびのび過ごす」ことで心身が安定
暖かい日が増え、本格的な「春」の到来が感じられる、3月。
暦の上では、2月の立春から春が始まっていますが、いよいよ体感的にも、それを感じられる頃となるでしょう。
中医学ではこの時期、春の五臓である「肝(かん)」をいたわる養生を意識したいところ。
たとえば、身体を締めつけない服装、深呼吸、早寝早起き、日光浴などは、春の代表的な養生です。