自分だけの固有のもの
収納棚や椅子、壁に飾る絵などにはこだわっているので、さりげなく「いいもの」が紛れ込んでいるのが、この空間のおもしろいところ。
ただし、単に世間の評価が高ければいいというものではなく、自分の感性にフィットするすてきな道具であることが大切です。
暮らしはだれにとっても「すぐ隣にあるもの」であると同時に、だれにとっても「自分だけの固有のもの」です。
こうあるべき、こうでなければならないという思い込みは捨てて、居心地のよい空間をデザインするたのしみ。
わたしはこのたのしみを味わえるなかなかの上級者のようです。