急速に平均寿命を延ばした日本人
それからまだ30年もたっていませんが、日本人は急速に平均寿命を延ばし、2022年には男性81.05歳、女性87.09歳になりました。
1955年には男性63.60歳、女性67.75歳と男女ともに60歳代だったことを思うと、現在がいかに長寿かがわかります。
日本は2007年に、65歳以上の割合が全人口の21%を超えて、超高齢社会になりました(日本医師会生命倫理懇談会「超高齢社会と終末期医療」)。
海外の研究によると、この年に日本で生まれた子どもの約半数が107歳より長く生きると推計されており、「人生100年時代」に突入しました。
2025年には団塊の世代の人々すべてが75歳に達します。この時、全人口の約5人に1人が後期高齢者(75歳以上)、約3人に1人が65歳以上となります。
雇用や医療、福祉などさまざまな分野に広い影響を及ぼす2025年問題を控え、老いが新しい領域に入ってきたのです。