一宮、総社
神社の名称に加えて「一宮(いちのみや)」や「総社(惣社)」と称している神社もあります。
【一宮】
平安末期から中世にかけて国ごとに定められた社格で、国内で最重要の神社から一宮、二宮、三宮といった格付けがされました。中央から派遣された国司が参拝する順序になりました。
【総社(惣社)】
地域の神社の祭神を集めて祀った神社で、一国の重要な祭神を集めた神社を特に総社(惣社)といいます。中央の都から赴任した国司が国内の神社を参拝するときの便宜のために造営され、国司の近くや一宮に置かれました。