「人生100年時代」少しでも長く健康でいたいと思うものの、予防医療や健康術が世の中にあふれ、結局何が健康にいいのかわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、スーパードクター17名が専門医ならではの知恵ある健康習慣を解説した書籍『名医に聞く健康法』から一部を抜粋し、医師自身の〈私の健康法〉をお届けします。今回紹介するのは、二本松眼科病院副院長・平松類先生の健康法です。
早めの老眼鏡をおすすめ
遠くを見て目を休める
毎日の診察に手術、一方で書類仕事もあり、何かと目を酷使する生活だと思っています。眼科医としても目は大切にしたい。酷使しすぎたらケアすることを意識しています。
手元を見る作業が続くときは、1時間に1回は遠くを見て目を休めるようにします。もちろん、手術中はさすがにそんなわけにはいきませんが……。
6メートル以上遠くを見るのが理想的ですが、家の中やクリニックではそんな環境は作れません。屋内ではせいぜい2メートルぐらいの距離になりますが、それでも充分、目を休めることにつながります。
壁に何か目印になるようなものを貼っておいて、1時間に1回はそこを見るようにするといいでしょう。