肩甲骨のセッティング・顎を引く
肩甲骨のセッティング
(1)かかと、お尻、背中、後頭部を壁に付けて立つ。
後頭部は首の付け根に近いあたりを壁に付けるようにする。
※立ちづらい場合は壁からかかとを10cmほど離し、上半身で壁に少しもたれかかるようにしてもOK。
(2)みぞおちを引き上げて、肋骨を内側に締める。
息を吸って胸に空気を入れるようにすると、みぞおちが引き上げられる。
息を吐いてもその位置が下がらないようにして、肋骨を内側に締める。
(3)みぞおちを引き上げたまま、脇の下を骨盤方向に向かって押し付けるイメージで肩を下げる。
顎を引く
「肩甲骨のセッティング」の(1)の頭の位置にする。
できるだけ首の付け根に近いあたりの後頭部を壁に付ける動作が、正しい顎を引く動き。頭を下に向けるのはNG。
※本稿は、『女性のための50歳からの筋トレ入門』(かんき出版)の一部を再編集したものです。
『女性のための50歳からの筋トレ入門』(著:西本朱希/かんき出版)
本書は50~70代の一般女性にもトレーニング指導している著者が、女性のためのウエイトトレーニング方法をわかりやすく解説。
70代女性もできる筋トレで、年齢に負けない自分になる!