ジャケットスタイルの越乃リュウさん
写真提供:越乃さん 以下すべて
100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。今回は「連載101回目に語る『101回目のプロポーズ』」のお話です。
(写真提供:越乃さん 以下すべて)

前回「月組トップスター・鳳月杏さんから届いた、一行のLINEに思わず笑って。同期から見たちなつの魅力を、ゆうきこと中原由貴さんに聞いてみました」はこちら

「101回目」といえば

連載101回目となりました。
101回目、といえば思い浮かぶのは『101回目のプロポーズ』です。
ということで、今回は唐突に『101回目のプロポーズ』のお話です。

「SAY YES」の歌を久しぶりに耳にしたある日、急に『101回目のプロポーズ』のドラマを思い出しました。
イントロを聴いただけで武田鉄矢さんと浅野温子さんが浮かぶほど、「SAY YES」=『101回目のプロポーズ』=「僕は死にましぇん!」でインプットされている世代です。

ところが、他に誰が出ていて、どんな話だったのかが全く思い出せません。
急に確かめたくなり、ネットで探して第1話から12話までを一気に観ました。
34年ぶりに観た『101回目のプロポーズ』。
新鮮で、おしゃれで、感動的で、突っ込みどころ満載で、とにかくおもしろかった。