時を超えて観てほしいドラマ
いつもジタバタドタバタして全力で走っている武田鉄矢さんを見ていると、便利さの中で忘れがちな大切なものを思い出させてくれます。
不器用で真っすぐで一生懸命な武田鉄矢さんに肩入れし、浅野温子さんが振り向いてくれるのをひたすら待つドラマです。
そして盛り上がるとすかさず流れるCHAGE and ASKAさんの「SAY YES」。
これでもかというぐらいに、完璧なタイミングで「SAY YES」は流れます。
何より一番驚いたのは、武田鉄矢さんがトラックの前に飛び出し、
「僕は死にましぇん!あなたが好きだから!」
と伝えるあの有名なシーン。
勝手に最終話のラストシーンだと思っていたら、第6話に突如として出てきました!!!!!
全く記憶にない展開が、後半折り返してあと6話分あったというわけです。
いろいろと衝撃的でした…。
そして後半、ここからまた6話分驚きの展開が待っていました。
令和の今、改めて見てみると、突っ込みどころはいろいろあれど、『101回目のプロポーズ』は色褪せない魅力のあるドラマでした。
時を超えて観ていただきたいドラマです。
何よりも武田鉄矢さんの役者としての素晴らしさ。
いまや私の中では、一見かっこよく見えないんだけど、どこかかっこいい、という寅さんと同じ位置づけで存在しています。
ちなみにこの同じグループには、古田新太さんもいます。
いずれも唯一無二の技量のある役者さんです。
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