100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第100回は「一生ものの絆」のお話です。
(写真提供:越乃さん 以下すべて)
(写真提供:越乃さん 以下すべて)
鳳月杏さんからのLINE
「今日から全国ツアーで新潟に入りました!お米美味しいです。」
私の故郷に入ったことをわざわざ告げる、このたった一行のラインが届いたとき、思わず笑ってしまいました。
差出人は、鳳月杏さん。
ちなつです。
先月、私の故郷・新潟に月組がやってきました。
月組全国ツアー公演『花の業平』『PHOENIX RISING』は、新潟でも大いに盛り上がり、大盛況のうちに幕を閉じたようです。