『赤毛のアン』に励まされた

特にお世話になったのは、『赤毛のアン』です。悲しいことやつらいことがあっても、生来の明るさと豊かな想像力で自らの人生を切り開いていったアン。その姿に、何度励まされたことでしょう。

カナダの作家・モンゴメリが100年以上前に書いた小説ですが、まったく古さを感じさせません。モンゴメリは、流行作家になったために友だちから嫉妬され、苦しんだこともあったそうですが、それでもひたむきに創作を続け、その作品は世界各国で翻訳されるベストセラーとなりました。

作家自身が苦しみを乗り越えて生み出された作品だからこそ、私たちの心に寄り添い、心に響くのかもしれません。

※本稿は、『田村セツコの私らしく生きるコツ 楽しくないのは自分のセイ』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。

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