認知症予防の両輪
そして、常に気持ちいい交流をとることです。
訓練に取り組んでいる最中も積極的に声をかけ、やる気を引き出したり、達成感を感じてもらったりして、脳に快適な刺激を与えることが認知機能を向上します。
すなわち、筋肉量、筋力、体力、バランス、柔軟性(関節可動域)を強化する身体強化訓練と、コミュニケーションや新しい学習を核にした認知機能向上訓練が認知症予防の両輪になるのです。
※本稿は、『筋肉革命95 何歳からでも実現できる95歳で当たり前に歩いて楽しむ人生を』(日刊現代)の一部を再編集したものです。
『筋肉革命95 何歳からでも実現できる95歳で当たり前に歩いて楽しむ人生を』(著:酒向正春/日刊現代)
そもそもリハビリをする必要のない身体を作り維持することが、人生100年時代を幸福で充実したものにする――。
その信念で、「攻めのリハビリ」を提唱する著者が開発した「SAKOH METHODS」を初公開。
老化とリハビリの実例や、老化のメカニズムや対処法、老後の楽しみ方などもわかりやすく解説!