どんな食材でも構わない

実際、「食べる瞑想」に使う食材は、どんなものでも構いません。さまざまな食材を使って瞑想することで、それぞれの違いを感じることもできます。

とろとろしたヨーグルト、シャキシャキした生野菜、ツルツルした麺など、食材の種類の数だけ異なった楽しみ方ができるのです。

『食べる瞑想:幸せな毎日が続く「新しい心の整え方」』(著:山下明子/三笠書房)

どんな食材がいい、ということはありません。

この記事では「食べる瞑想」を具体的にイメージしていただけるよう、チョコレートを使った基本的な実践方法をご紹介します。私はこの方法を「チョコレート瞑想」と名づけ、全国各地の講演会などでお話ししてきました。

ここでお伝えするのは、あくまで「こんなことに意識を向けて食べてみてはどうですか?」という提案です。「こうでなければダメ」というルールではないので気楽にやってみましょう。

一番大切なのは、読むだけで終わるのではなく「実際にやってみること」です。