家庭内でのフキハラ
職場だけでなく、家庭内にもフキハラは存在します。
職場や近所では社交的なのに、家の中ではいつも不機嫌。
妻(または夫)や子どもが話しかけても無視する。
家事の手伝いなどを頼むと、ため息や舌打ち。
これらは当然フキハラになりえます。
そして、怒りやイライラなどの感情が表出しているわけですから、相手からのシグナルということになります。もしかすると相手はそれを出すことで言うことを聞かせようとしているのかもしれないし、こちらの行動を変えさせようとしているのかもしれません。
そういう理不尽なフキハラを受け入れてしまったら相手の思うツボです。フキハラをしてもこちらが動じないとなれば、相手も戦略を変えてくるでしょう。
ただ、なかには本当に何も考えず、動物的に不機嫌な態度をとる人もいます。怒りのコントロールができない相手の場合、こちらの言動を理解しようともしていないことが少なくありませんし、こちらがどれくらい嫌なのか、つらいのかをはっきり伝えないと気づかない可能性もあります。
嫌なことがあるとすぐ態度に出しちゃう人って、それによって相手がどれだけしんどい思いをしているかまで頭が回っていない可能性がありますから。