<あらすじ>
嵩(北村匠海さん)はあんぱんを配る太ったおじさんの絵が認めてもらえず落ち込んでいた。
のぶ(今田美桜さん)はそのおじさんの絵が好きだと言って嵩を励ます。
そんな中、嵩がカフェで女性と話をしているところに、メイコ(原菜乃華さん)がやってくる。嵩は、打ち合わせしていることは、のぶには内緒にするようメイコに口止めする。
それから1か月後、のぶの誕生日。
お祝いに来ていたメイコは、刺繍したハンカチをのぶに贈る。
のぶから「素敵な趣味やね」と言われるとメイコは「昼間一人ですることないき」と話す。健太郎の近況を「毎晩帰りが遅くて局に泊まる日もあるし、ちゃんと話す時間もないき、けんかもできん」とぼやく。
のぶが「テレビ局は忙しいき」とフォローすると、メイコは「嵩さんだって外で何しゆうかわからんで。嵩さんに口止めされたけんど。この間見たがやき。お昼過ぎに喫茶店で女の人とこそこそ内緒話しゆうところを」と伝える。
蘭子は「仕事の打ち合わせやないが?」と返すが、動揺を隠せないのぶ。
そこに嵩が帰ってきた。嵩はのぶに「お誕生日おめでとう」と自費出版した詩集をプレゼントする。蘭子に紹介してもらった編集者との打ち合わせだったのだ。
勘違いを恥ずかしがるメイコ。
後日、嵩の詩集を読んだ八木(妻夫木聡さん)は、嵩の絵と詩をデザインした湯のみや皿を売り出すことを思いついて――。