「打ちこわしにて死者が出ましてございまする!」

丈右衛門だった男が、小判を手に「お〜い!」と周囲へ呼びかける。

蔦重の「米じゃなく」の声に、「金を?」とこたえる田沼意次。

蔦重の兄貴分・次郎兵衛が太鼓を打ち鳴らす。

「打ちこわしにて死者が出ましてございまする!」の声を背景に、誰かから引き留められた蔦重。

なぜかその表情はみるみるこわばって――。

ーーー

大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

【関連記事】
次回『べらぼう』あらすじ。米屋を次々に襲撃する新之助たち。騒ぎをおさめるべく意次へ策を進言した蔦重に忍び寄るのは…<ネタバレあり>
徳川家治役・眞島秀和「意次への強い信頼は、あの一言に全て集約されていた。そして治済の不気味さは、そもそも生田斗真さんが…」大河ドラマ『べらぼう』インタビュー
矢本悠馬「脚本の森下さんにまで『佐野政言が可哀そうすぎる…』と(笑)。でもとことんそう見えたらいい、と僕自身思いながら演じていました」大河ドラマ「べらぼう」インタビュー

大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜

【放送予定】2025年1月~

【作】森下佳子

【主演】横浜流星(蔦屋重三郎 役)

【制作統括】藤並英樹 【プロデューサー】石村将太、松田恭典 【演出】大原 拓、深川貴志

【放送予定】[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分 [BSP4K]日曜 午後0時15分