認知負荷説

もう一つは、認知負荷説です。

耳が遠いと、脳の能力が耳からの情報処理に費やされるため、ほかの認知機能が落ちていきます。

(写真提供:Photo AC)

このことが、認知症につながっていると考えられるのです。

私の臨床経験からいっても、耳が遠くなった人には、認知症を発症する人が多いように思います。