自分にあった補聴器を
耳が聞こえにくくなったときは、放っておいてはいけません。耳鼻科で検査をし、自分にあった補聴器のアドバイスを受けましょう。
これからの時代は、補聴器もAI(人工知能)化することが予測されます。そうなったら、いまよりもずっと便利になるはずです。
耳が遠くなったと感じたら、補聴器です。コミュニケーション不足に陥ることを徹底的に防いでくれるのです。そうすることによって、認知症発症のリスクを小さくすることができます。面倒だとか、煩わしいだとか感じたら、認知症発症のリスクを下げるためだと、自分に言い聞かせるといいでしょう。
補聴器はまだまだ高額ですが、自治体から補助が出る場合もあります。しっかり調べて、お得にゲットしてください。
※本稿は、『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(興陽館)の一部を再編集したものです。
『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(著:和田秀樹/興陽館)
年をとって変わることなんて当たり前。
それでも、大丈夫、心配いりません。
この本では、変わっていく自分の体に対して、どう考えて対処すればよいのかを書きました。