思い切って早寝する

はたらいていれば、決められた期日までに出さなくてはならない結果もあるでしょう。しかし、頑張ろうとすればするほど緊張は高まり、副交感神経のはたらきは下がり、交感神経が過剰に優位になります。その状態が長く続けば体調を崩し、頭の回転も落ちていきます。

夜になったら、思い切って「今日はここまで」と切り上げましょう。

『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

仕事のことは一度忘れ、早寝して、残ってしまった仕事は早起きして片付ける。そうすれば、睡眠のゴールデンタイム(22時~2時)で眠れて、整った自律神経バランスで仕事ができます。

〈『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』より〉

※本稿は、『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(興陽館)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
名医・小林弘幸が「好きなものを食べる〈チートデイ〉は合理的」と断言するワケ。「ダイエットの大敵〈ストレス〉を避ければ食べることが楽しくなり…」
自律神経の名医が質のよい睡眠のとり方を解説。カギとなる「朝の光」と「夜の光」をコントロールすれば、覚醒と睡眠のリズムをつくれる
活性酸素は歯周病のトラブルを悪化させる。放っておくと糖尿病や動脈硬化につながる可能性も。回避するには歯磨きのタイミングが重要に

毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』(著:小林弘幸/興陽館)

朝を整えれば「だるい」「しんどい」「眠い」が消える。

自律神経研究の第一人者であり、多数のベストセラーを持つ順天堂大学医学部の小林弘幸教授が、おうちでできる「体調の整え方」について、図解を使って詳細に解説!