クリスティン:あなたを信頼していたのですね。
キャメロン:ええ、母はわたしを信頼してくれました。わたしも母がいやそうな反応を見せたら一歩引いて待ちました。時間を置いてから再挑戦したり、アプローチを変えたりしました。でも、ほとんどの場合、母はわたしのやりたいようにさせてくれました。
世間には、親がプライベートな情報を共有したがらなかったり、経済的な問題を隠したがったりするケースがたくさんあります。認知症になると理性的に考えられませんから、説得も難しくなります。でも介入を拒むからといって放置しておけば、さらに状況が悪化します。
《どうしてこんな情報を子どもに教えなければいけないんだ? 子どもたちには関係のないことだし、かかわってほしくない。どうしても必要になったらそのとき考えればいい》そんなふうに考える人が多いのは理解できます。
でも、たとえば生命の危機に瀕しているときは本人も家族も冷静な判断ができません。情報を得るのに最悪のタイミングなんです。
※本稿は、『How to Retire お金を使いきる、リタイア生活のすすめ』(クリスティン・ベンツ:著・岡本由香子:訳/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
『How to Retire お金を使いきる、リタイア生活のすすめ』(クリスティン・ベンツ:著・岡本由香子:訳/KADOKAWA)
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