人がたとえ病気になっても幸せに過ごせるのは、自らの大切な支えに気づくから

看取りという現場で患者さんから教えていただいた人生の教訓は、「人がたとえ病気になっても幸せに過ごせるのは、自らの大切な支えに気づくから」というメッセージです。

苦しんだことはムダではなかった、苦しんだからこそ、大切な支えに気づきましたと笑顔で話される患者さんに多く出会ってきました。

とはいえ、一人ひとり、歩んできた人生は異なります。

同じ生年月日、同じ血液型、同じ故郷であったとしても、まったく同じ人生の道を歩むことはありません。

それと同じように、あなたにとって人生の危機においてがんばれた理由(支え)は、他の人とは異なるユニークなものです。

しかし、がんばれた理由(支え)には、共通点があります。

 

信頼して、支えとなる関係(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)