「ふくらはぎ」がつりやすい、いくつかの理由

なかでも、とくにふくらはぎがつりやすいのには、いくつかの理由があります。

まず、「抗重力筋」と呼ばれるふくらはぎの筋肉は、立ったり歩いたりするためにつねに働いている筋肉なので、疲れがたまりやすいこと。

さらに、心臓から遠いため、血流が悪くなりやすいという点も関係しています。

そして、足元は冷えやすいということも大きな要因。冷たい空気は下にたまりやすく、血流が滞ることで筋肉が固まり、こむら返りが起こりやすくなるのです。

さらに、寝ている間は体温が下がりやすく、足が冷えて血流が悪化しがち。

これらの要因が重なり、「夜中にいきなり足がつった!」という現象につながるんですね。

夜中にいきなり足がつる(写真はイメージ/写真提供:Photo AC)