シビウ国際演劇祭2025では「ウォーク・オブ・フェイム」を受賞した。ルーマニアの通りに輝く、名の刻まれたプレートを前に((c)T. MINAMOTO)

 

台詞は日本語で、字幕スーパーの一人芝居が現地で大受けし、「ブラボー!」の渦だったとか。プルカレーテさんとは厚い友情で結ばれ、さらに栄誉ある「ウォーク・オブ・フェイム」を受賞し、ルーマニアの通りには蔵之介さんの名の刻まれたプレートが今回新しく加わった。

――ええ、大変な「ブラボー」で、スタンディングオベーションをしていただきました。プルカレーテさんが今回の芝居に関してのトークイベントで、「これまでに演出家と俳優との新しい関係はいろいろあったけれど、友情を感じた俳優はクラノスケだけだ」と言ってくださった。

「ウォーク・オブ・フェイム」に名前と星のマークが刻まれている日本人は、中村勘三郎さん、野田秀樹さん、串田和美さん、笈田(おいだ)ヨシさんで、僕も今回加えられました。心から感謝です。

 

おめでとうございます。秋の日本公演を楽しみにしています。

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