嘘をつく11種類の動機

米セント・メリーズ大学のジェニファー・マッカーサーの研究発表では、嘘をつく動機を11種類に分けています。

1 批判されたり、恥ずかしい思いをしないようにするため。

2 罰を避ける、逃れるため。

3 報復(仕返し、恨み、妬みなど)から身を守るため。

4 理由もなく衝動的につくもの。

5 自分自身をポジティブに表現し、他人を感動させるため。

6 報酬、対価を得るため。

7 不注意と勘違いによるもの(勘違いに気がついても訂正しない)。

8 他人を騙すことから、喜びを味わうため。

9 個人情報の秘密を保持するため。

10 社会的な理由。たとえば、「サンタクロースが実在する」と子どもたちに伝えるなど、他人(自分自身)を幸せにするため。

11 利他的な理由。つまり他の人を危害や損害から守るため。

『母と娘の関係を変える魔法の言葉術』(著:松谷英子/WAVE出版)

この11種類の動機の内容には、自分軸の場合と相手軸での場合がありますが、「嘘も方便」というように「嘘=悪い」ではないことがわかります。